ネットワークビジネスでやるべき事とは何か？

ネットワークビジネスの本来の目的とは？

ネットワークビジネスは、商品を販売するビジネスではない！

ネットワークビジネスの第一歩は、まずあなたが良いと思った製品を購入して、愛用者になることから始まります。そして、多くの人が誤解している点は、自分が使って気に入った製品を「できるだけ多くの人に販売しなければならない！」と思い込んでいることです。

もしかすると、あなたが携わっているネットワークビジネスの報酬プランには、ボーナスプランとして、小売りが必要条件として定められているかもしれません。

或いは、商品の仕入れと小売りが可能なネットワークビジネスをやっているなら、あなた自身が小売りが得意で、一生懸命に製品を宣伝して、実績をあげていらっしゃるかもしれません。

しかし、ネットワークビジネスの本来の仕組みから言うと、あなたがするべきことは小売りではなく、商品の流通のための販路(つまりネットワーク)を作ることが成功へのカギなのです。

つまり、あなたが商品を流通させる販路、つまりネットワークを作ることによって「あなた自身は小売りをしなくても、自然に商品が流通して大きな売り上げが発生する」という形が本来のネットワークビジネスの姿なのです。

ネットワークビジネスでやるべきことは「小売り」ではなく「教育」

ネットワークビジネスが、ダイレクトマーケティング(企業が個々の顧客に対して、カタログ販売や電話営業のような直接的なマーケティング活動を行う手法)と異なる点は、誰かをメンバーにするためにスポンサーすることです。

そして、スポンサーするということは「その人が同じようにスポンサー活動ができるようにするためのお手伝いをする」ことなのです。

ここで大切なことは、システム上サインアップすることでメンバーになりますが、スポンサー活動とは、サインアップが目的ではなく、その人が同じようにスポンサー活動が出来るようになるまでサポートする点です。

このスポンサー活動の中には、ネットワークビジネスの基本の製品の良さを伝えることも含まれています。その結果、製品の消費が生まれ、結果的に売り上げが上がることに繋がります。しかし、あなたが飛込みの営業マンのように物売りをする必要は一切ないのです。

ネットワークビジネスが巨大産業として成長した原動力とは？

このスポンサー活動によって、スポンサーのやり方を教えられたメンバーは、同じようにメンバーを作り始めます。その結果、細胞分裂によって細胞が増殖するように、組織はあなたの手を離れて増え続けていくのです。

一般の企業で働いている人たちは、その会社の従業員として働いています。ですから仮にその企業を退職した場合、振出しに戻ってゼロからの出発になります。

しかしネットワークビジネスでは、あなたが作り上げた組織がある限り、あなたが労働を止めても収入が途絶えることはありません。つまり、これが会社員の労働収入と、MLMの権利収入(不労所得)との決定的な違いなのです。

もちろん関わる主宰企業の報酬プランによって差はありますが、ネットワークビジネスによる収入は、ただの小売りによるものではなく、大きなネットワークを構築することによって発生します。

多くの人は、権利収入として、月々3万円から5万円の副収入があれば、生活が楽になると思って始めます。(「最初から100万円稼げる！」とか説明されたのなら騙されています！)

しかし、MLMで実際に3万円から5万円を稼げるようになれば、その上の10万円はおろか、50万円、さらには100万円だって狙えることに気が付きます。

単純な小売りをすることで、収入として100万円を得ることは、スキル無しでは容易なことではありません。しかし、ネットワークビジネスでは、地道に組織を作ることで、この収入はあなたの作った組織から自然に発生するのです。

ネットワークビジネスの自分から始まる組織図がピラミッドに似ていることから、マルチ商法に似ているから違法だと勘違いしている人や、早くに参加した人の方が有利だと思い込んでいる人も大勢います。

そういったネットワークビジネスに対する誤った誤解を取り除いて、正しい情報をお伝えするには、まず自分自身がMLMを正しく理解する必要があります。

「何を目指して働くのか？」この点を正しく理解して行動するかどうかで、結果は180度変わってきます。目先の利益の為に短絡的に行動するのではなく、正しい目標に向かって着実に前進することを目指しましょう！