お酒の飲みすぎが体に及ぼす悪影響の原因とは?

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活性酸素の働きとBI活性水の効果について解説

野村宏

私事ですが、私はお酒は50年近く、かなりの量を飲み続けています。ウィスキーのボトルが4日ちょっとでなくなるので、けっして少ないとはいえないでしょう。因みに、タバコは若い時に1年ぐらいで止めました。そこで今回は、活性酸素とのからみも今回はお酒のほうを取り上げます。

大量の飲酒を長年つづけると健康に悪いのは、活性酸素が重大な原因とされています。お酒もタバコも長年続けると健康に悪いとされますが、これにも活性酸素が体に悪影響を及ぼした結果とされています。

タバコとちがってお酒は、発ガン性が強いというイメージはあまりありません。「タバコ=肺ガン」のイメージが強いのとはかなり違います。ただ、ウィスキー1本を2日で飲んでしまうようなレベルの大酒のみは、食道ガンの発生率がお酒をたしなむ程度の人にくらべ50倍程度あるそうです。

お酒で体をこわすといえば肝臓の障害でしょう。長年の大量飲酒が肝硬変を引き起こし、そしてこの肝硬変から、肝臓ガンになるというケースは少なくありません。この肝硬変を引き起こす原因が活性酸素と考えられています。

ワインなしでの食事など考えられないフランスでは、アルコールの害に関する研究も盛んで、フランスでの動物実験では、アルコールを長期間動物に与えると、各種の活性酸素(スーパーオキサイド・過酸化水素・ヒドロキシルラジカル)や、過酸化脂質が大幅に増えるとレポートされています。

また、アルコール自身がアルデヒド等の酸化力を持つ活性酸素の一種になるのも肝硬変の原因でしょう。

私の実体験

野村宏

ここからは、長年の酒飲みである私の個人の実体験と感想です。

私の酒飲み歴は、まもなく50年になります。若いときは二日酔いもしょっちゅうで、特に30代の時、台湾で仕事したこともあって、相当な深酒を繰り返しました。

台湾は乾杯(カンペイ)が文化で、日本のカンパイの掛け声とはまったく違い、文字通り「サカズキを乾かす」一気飲みがマナーです。そのころは、始めて会った日本人を数人がかりのカンペイ攻撃(こちらは一人なのに相手は5~6人が順にカンペイする)でつぶそうという風習がありました。

野村宏

こんなことを30代でやっていたので、健康診断の肝臓の壊れ具合を示すγ―GTPは、30代おわりごろには140ぐらいと悪化していました。

こんな時出会ったのが、1960年ごろから農業(畜産中心)で実績をあげていた、特殊な水を使った技術でした。1995年の話しです。

BI活性水という名のこの水は、鶏・豚・牛などの仔の成長に非常に良い結果を出していました。そこで動物に良いなら人間にも良いだろうと、飲用水としても販売されており、私も新しい物好きの性格もあって試してみました。

以後、個人の感想ですが、風邪をひかないなあ、という感覚もあって現在まで30年近く愛飲しています。あと、二日酔いで頭が痛いっていうのもまるっきりなくなりましたね。

野村宏

ちなみに、私が今年5月に計ったγ―GTPは13でした。長年の酒飲みにはありえない数値ではあります。体の中で活性酸素の害がずうっと抑えられてきたとみてよいでしょう。

活性酸素から身を守る二つの対策

野村宏

酒は体内で活性酸素を生むので、対策しないでほっておくのは危険です。酒を飲み続けると、体内に活性酸素が多い酸化傾向といわれる状態が続きます。

これが長く続くと、肝臓の組織が傷つけられる状態が続き、結果、肝硬変になっていくと考えられています。そこで活性酸素を消す、活性酸素の酸化力を防御する、この2つの対策を長く続けることが肝臓を守る基本になってきます。

活性酸素を消す

活性酸素が危険ならば、できてしまった活性酸素を消すものをとりましょう。わかりやすい対策です。活性酸素の危険性が話題になるとまもなく、活性酸素を消す「抗酸化物質」を成分とするサプリメントが発売され、いろいろな種類が出ています。

発生した活性酸素を消すのは、基本的対策です。ただ、活性酸素はいつ大量発生するかわからないので、抗酸化物質をとっていないときに大量発生があると問題です。それと、活性酸素を消す抗酸化力が長く続かないものもかなり発売されていますので、抗酸化力の持続力に注意して選びましょう。

活性酸素の酸化力を防御する

この対策を知っている人はほとんどいません。酸化されにくい物質はありますが、それを活性酸素が発生したときに、その酸化力から守るべき細胞の前に防御壁のようにそれを置いておくなんて出来っこないからです。

ところが「水自体に酸化されにくい性質を持たせられれば」話しは変わります。水ならば、DNAなど酸化されると大きな問題がある細胞の前に常時あるからです。その水に酸化されにくい性質を持たせられれば、安定した防御壁になるからです。

そんなことできるはずがない、と多くの人が考えるでしょう。しかし、新潟県中心に畜産で60年動物の健康状態を改善してきたBI活性水が、なぜ動物に効果があるかのメカニズムを解明すると、これができるのです。

私は、新潟での畜産での結果と、私の体感から、このBI活性水には、水自体が活性酸素化するのを抑えるか、その酸化力の連鎖を抑える力があるのではないかと仮説をたてました。BI活性水には抗酸化物質がなにも溶けていません。成分としては、ある種の塩化鉄が約0.00000003%溶けているだけです。

それなのに、強力な紫外線をBI活性水と蒸留水に照射して、発生した活性酸素ヒドロキシルラジカル(・OH)を試薬で計るという実験を公的機関に依頼したところ、BI活性水は蒸留水の約半分しか発生しないという結果がでました。

活性酸素を消すものはなにもないのに、試薬がキャッチした活性酸素は蒸留水の約半分しかない。この結果は、BI活性水では活性酸素の発生自体が少ないか、その酸化力がBI活性水に妨害されて試薬まで届かないと考えるしかありません。

この活性酸素の酸化力の防御ができるなら、活性酸素を発生した後消す、という対策より常時安定した対策ができます。もちろん活性酸素の異常発生にそなえ、活性酸素を消す方法も準備しておくことは重要なのは言うまでもありません。

お酒による活性酸素から肝臓を守るためには

  1. 活性酸素を消す
  2. 活性酸素の酸化力を防御する 

この2つの対策をいつもしていてこそ十分な対策といえます。片方だけでは片手落ちです。

野村宏

BI活性水に関して詳しく知りたい方は、以下の記事をお読みください。

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