活性酸素の酸化力から防御するBI活性水の秘密
BI活性水には、ある種の塩化鉄の成分が、約0.00000000003%という検出限界よりはるかに少ない量しか含まれず、なにも溶けていないと言うしかないレベルなのに、60年近く新潟県の農業・畜産などで結果を出し続けています。
BI活性水という名前の由来
BIは、Bio Informationの頭文字をとったものです。この水は、元々、種の発芽にどんな無機物質の水溶液が効果があるのかを究明する実験から発見されました。様々な物質のさまざまな濃度の水溶液に廿日大根の種を含浸し、それをまき、発芽の度合いを検証しました。
膨大な数の実験の結果、ある種の塩化鉄を約0.00000000003%溶かしたものがベストの結果をだしました。この時、この水溶液に、光の照射を一定時間行い、暗闇に一定時間置くとどうなるかという実験が併行して行われました。
不思議なことですが、この水溶液に対する光照射と暗闇の放置を時間を変えておこなうと、ある時間設定のときに、廿日大根の成長が非常に促進されたのです。この光照射を行った水を保管し、後日また実験をすると、やはり成長促進の結果がでました。
この結果は、なにか生命に影響を及ぼす情報が水自体に保存されていると考えるとスッキリ説明できます。そこで、この水が、「生命情報を持っている水」ということでBio Information活性水、すなわち「BI活性水」と名付けられました。
新潟県中心に農業で60年近く広く使われているBI活性水
新潟県の21の市町村(平成の大合併以前の数)で、BI活性水という名前の水が、農業(米・野菜・花卉・畜産)で、60年近く動植物の健康状態の改善し、生産性をアップし、食味を大きく上げるという、という結果を出し続けています。
野菜でもコメでも果物でも家畜でも、健康状態の改善・生産性向上・食味向上の結果を出し続けなければ、こんなに使い続けられることはありえません。米でいえば、魚沼市・南魚沼市などの、いわゆる魚沼地方といわれる地域で、面積で約4000ヘクタールもの広さで土壌改良用に使われています。
結果として喜ばれているのは
- コメのタンパク質含有率が大きく下がった。→コメはタンパク質が少ないほうが、食味が澄んだものになり、高級とされます。
- 台風などの際の倒伏率が大幅に下がって被害が減った。→稲の根の張り方が丈夫になるためです。
豚でいえば、十日町市・津南町等の妻有地方といわれる地域で、BI活性水を活用した飲用水を飲み、抗生物質使用ゼロで養育された豚が「妻有ポーク」(ツマリポークと読みます)としてブランド化されています。
臭みのない味が好評ですが、ほとんどが新潟県内の学校給食で消費されてしまい、県外ではネット通販でしかほぼ手に入りません。一度試してみていただければわかります。ぜひ「妻有ポーク」で検索してみてください。
※BI活性水が農業で使われている市町村は以下の通りです。(平成大合併前の名称です)
岩船郡関川村、北蒲原郡加治川村、北蒲原郡黒川村、豊栄市、新潟市、西蒲原郡月潟村、西蒲原郡潟東村、西蒲原郡岩室村、燕市、三条市、小千谷市、栃尾市、北魚沼郡堀之内町、北魚沼郡湯之谷村、北魚沼郡広神村、中魚沼郡津南町、中魚沼郡川西町、西魚沼郡塩沢町、十日町市、頚城郡吉川町、頚城郡浦川原村
このように60年近く、農業分野で、植物でも動物でも成長促進や健康状態の改善に結果をだしているBI活性水ですが、なぜそのような結果がでるのかのメカニズムはその成分濃度のあまりのうすさのために成分の効果ということができず、長い間説明できませんでした。
しかし私が、これは、この水自体の分子構造が、微量成分により連鎖的に外部からの破壊力に強い立体構造を作り出しているのではないか。そして、この立体構造が、水自体が紫外線や放射線を浴びた場合の水分子の破壊力に抵抗する力を持ち、水分子が活性酸素に変形することを抑える力があるのではないかと考え、それを証明する実験を東京都の公的機関に依頼しました。
実験は、BI活性水の2種類の濃度のものと蒸留水とに、それぞれに強力な紫外線を照射し、水分子が破壊されてできる活性酸素・OHをDMPOという試薬でとらえるスピントラップ法という方法で行われました。
この結果は想定以上でしたが、具体的数値などは別記事の「肌の老化の本当の原因と究極の対策とは」に書きましたので重複を避けるため、そちらをご覧ください。
化粧水のベースに使われているBI活性水
家畜の健康状態がよくなるのをみて、それなら人間にも良いのでは、と考え、化粧水のベースとしての応用が始まりました。1980年ごろの話しです。
化粧水は、ほぼ95%以上は水ですから、成分としてみればダントツで最大の成分です。でも、水が成分だなんていう人はほとんどいないでしょう。「水は水だろ!水なんかに効果なんてあるわけないじゃん!」と決めつけてしまっている人がほとんどで、水は単にキレイな水なら良い、とみられているようです。
ところが、現実に、成分が検出限界よりはるかに少ない量しかなく、なにも溶けていないとしかいえないのに畜産などで結果がでている水があるので、これを化粧水のベースにした製品が発売されました。
この化粧水は、はでな宣伝など一切なしで、徐々に使った方たちの口コミで広まり、今では会員15万人を超えるほどになっています。宣伝費と販売ルートもない会社が販売したにもかかわらず、これだけ広まったのは、使った方が「コレなんか違う!」と感じないとありえません。
BI活性水を使って活性化処理したセラミックを使った浄水器
BI活性水最初のころは、畜産でも牛・豚・鶏にBI活性水を薄めたものを直接飲ませていました。
それで、家畜の健康状態が良くなるなど結果は出ていたのですが、農家が広く導入するにはBI活性水のコストが高すぎたのです。農業は事業ですから、収入の改善を大きく下回るコストのものでないと導入は難しいからです。
そこで工夫されたのがBI活性水を使って活性化処理したセラミックを給水タンクに入れることでした。「原液を入れてないのに、それを使って活性化処理したセラミックで効果があるの?」と思われるかもしれません。
しかし、BI活性水の原液を飲ませた場合ほどではありませんが、それを使って処理したセラミックを給水タンクに仕込み、それを通った水を家畜に飲ませても、家畜の健康状態の改善、仔の死亡率の減少、卵や肉質の改善などで大きな効果をあげました。
それならば、浄水器のカートリッジにこのセラミックを使ったらよいのでは、と考えた会社が、これを製品化し、長年の人気商品になっています。効果を実感される方が多いからこその人気です。