肌の老化の本当の原因と究極の対策とは?

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肌の老化の本当の原因とは?

野村宏

いつまでも若く健康でいるのは女性の夢だと思います。しかし、その敵は意外と身近にいるのです。
実は犯人は、あなたの肌や身体の中の水なんです。水は、紫外線や放射線をあびると老化の原因である活性酸素に変化することは、ほとんど知られていません。

カオリ

活性酸素が老化の原因だということは聞いていましたが、それと水とが関係あるっていうことですか?

野村宏

その通りです。

活性酸素が肌や体全体の細胞を老化される原因になる、ということは広く知られてきています。一般的には、次のように説明されています。

  1. 酸素が変化してできる活性酸素は、強力な酸化力を持ち、細胞を傷つけ老化の原因になる
  2. 活性酸素は、呼吸した酸素の数パーセントが変化してできる
  3. 抗酸化物質をとって活性酸素を消すことで、活性酸素の毒性を防ぐのが対策
野村宏

しかし、ここでのポイントは「肌や身体の中の水自体が、紫外線や放射線の影響で活性酸素に変化する」ということです。

カオリ

それは確かに初耳です。

野村宏

健康や美容に興味をお持ちなら、このことは知っておくべきです。そして、この活性酸素に対する対策も幅広く知っておく必要があります。

身体の中の水が活性酸素に変化する

野村宏

つまり活性酸素の発生原因も、従来の抗酸化物質をその対策とすることも、非常に重要な発生原因と対策が抜け落ちているのです。

それは、以下の2つです。

  • 重要な活性酸素の発生原因として、水が紫外線や放射線をあびると活性酸素に変化すること
  • 重要な対策として、抗酸化物質が含まれていないのに、紫外線をあびても活性酸素に変化する率が大幅にすくない水があること
野村宏

人間の身体に占める水分の割合は、60%~70%と言われていますが、紫外線や放射線を浴びることで、この水が活性酸素に変わってしまうのです。

カオリ

上の図を見て理解できました!これは驚きですね!

野村宏

ハイ!それなのに健康や美容の仕事をしている人で、この点を指摘する人がほとんどいません。知らないか、重要ではないと思っているのでしょう。

考えてみてください。日光を浴びれば、それに含まれる紫外線であなたの肌の水分が活性酸素に変わるんです。肌荒れを起こし肌の老化を進める物質が、こんな身近でこんなに日常的な原因で発生しているんです。

肌の老化の究極の原因を知らないままでは対策もうてません。それを知らないままでいいんですか?

カオリ

困ります!何か対策は無いのでしょうか?

野村宏

一般的な紫外線に対する対策なら、紫外線を浴びないようにしよう、というのは多くの人が昔から実行しています。

  • 傘をさす
  • 日焼け止めを塗る
  • 紫外線が強いときは室内にいる

以上の対策が一般的に行われている方法です。ただ紫外線は直射日光を浴びなくても、乱反射で間接的に肌にあたります。それに常時日焼け止めを塗るのも、紫外線が強いときには出かけない、というのも難しいでしょう。

野村宏

しかしそんな時、効果を発揮する決定的な紫外線対策があるのです。

カオリ

是非教えて下さい!

野村宏

現在、ほとんど知られていませんが、水に強い紫外線をあてても、普通の水に比べ活性酸素になる率が大幅に抑えられる水があるのです。

水を活性酸素にさせない究極の対策

検体名DMPO-OH
蒸留水0.426
①BI活性水 2×10-9モル濃度0.195
②BI活性水 2×10-12モル濃度0.351
※公的機関実験データ(この実験は、BI活性水の2種類の濃度のものと蒸留水とに、それぞれに強力な紫外線を照射し、水分子が破壊されてできる活性酸素・OHをDMPOという試薬でとらえ、発生したDMPO-OHを計測するスピントラップ法という方法で行われました)

※DMPO-OHは試薬DMPOと活性酸素の化合物で、これを測定したものを活性酸素の発生量とします。

野村宏

この水に活性酸素を消す抗酸化物質は含まれていません。そのため、この実験データから、紫外線により活性酸素に変化する率が低い水ということになります。

この水は、1950年頃に、植物の種の発芽を促進するのは、どんな物質なのかの研究から発見されました。

大学の研究室での話なので、さまざまな物質の水溶液に種を浸け、膨大な数の実験が行われました。その実験の中で、ある種の塩化鉄の水溶液に植物の種を浸けて種をまくと、その成長に大きな違いが出ることが分かったのです。

農業では野菜でも畜産でも、生産量が増えたり食味が良くなったり非常に良い結果がでたので、70年以上新潟県を中心に使い続けられています。

カオリ

人間に使うことはできないのですか?

野村宏

その後、動物によいなら人間にも良いだろうと、スキンケア化粧品のベースに使われ、長年売れ続ける人気商品もでてきました。

この水を顔などにスプレーしたり、化粧水や乳液などのベースの水に使えば、水から活性酸素が発生すること自体を抑えられることになります。

紫外線や放射線による活性酸素の発生はいつ起こるかわかりません。そのため、それを防ぐ対策は常時しておくのがベターです。活性酸素が発生してから消そうという抗酸化物質だけでは不十分です。

野村宏

活性酸素は「ミクロの火」とイメージしてください。

火は、私たちに必要不可欠なものですが同時に危険なものです。火は強力な酸化力で、回りのものを破壊します。火の酸化力は燃え広がることで、連鎖的に遠くのものまで破壊します。

そして火をコントロールする対策としては、火が強くなりすぎたら消します。(いわゆる「消火」です)

火の破壊力が必要ないところに及ばないよう「炉」をつかいます。(こん炉・暖炉など)(これは「防火」にあたります)

これと同じで、活性酸素は私たちに必要不可欠なものですが、同時に危険なものです。活性酸素は、強力な酸化力で回りのものを破壊します。活性酸素の酸化力は、連鎖的に遠くのものまで破壊します。火とソックリですね。

そして活性酸素をコントロールする対策としては、活性酸素が強くなりすぎたら消します。「消火」です。

活性酸素の破壊力が必要ないところに及ばないよう防御する「炉」をつかいます。「防火」にあたります。

野村宏

この「炉」に該当する働きをしているのが、活性酸素に変形しにくい水と考えると非常にスッキリ理解できます。

カオリ

活性酸素に変形しにくい水を上手に取り入れることがポイントですね!

野村宏

活性酸素のコントロールについての知識は、健康と美容ではきわめて重要で欠かすことはできません。

活性酸素を消す抗酸化物質による「消火」だけではなく、活性酸素の酸化力の連鎖を防ぐ「防火」をできるようにしておくことが重要なんですね。

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