活性酸素がもたらす衝撃的なダメージと、それを防ぐ最新の対策法

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活性酸素対策について知っておくべきこと

野村宏

活性酸素の対策は、単純に活性酸素を消すだけでよいのでしょうか?
いつ大量発生して細胞を傷つけるか分からないのに!
※今回の記事は少し難しいかもしれません!でも、活性酸素に対する全く新しい対策を提案していますので、活性酸素に興味のある方は、ぜひ読んでくださいね!

発生原因は「発生量が決まっているもの」と「大きく変動するもの」とがある

野村宏

上の記事で説明しました、活性酸素の7つの主な発生源には、活性酸素の発生量がほぼ一定のものもありますが、ほとんどは大きく変動するものです。

個別にみれば

  1. 呼吸によるミトコンドリア内での発生 → ほぼ一定
  2. 水分子が紫外線や放射線で破壊されて発生 → 大量変動
  3. 体内の炎症で発生 → 変動
  4. ストレスで発生 → 変動
  5. タバコで発生 → 変動
  6. 発ガン物質で発生 → 大量変動
  7. 塩・脂肪の取りすぎで発生 → 変動

急に活性酸素が大量発生したときに抗酸化物質をとっても間に合わない?

野村宏

最初に説明しました活性酸素の発生原因をそれぞれみていくと、①⑤は別にして、いつ大量発生するのかわからないものが多いですね。

そうなると、その強力な酸化力に対する対策も「酸化力を消す抗酸化物質をとる」では間に合わず、私たちの細胞が酸化されてしまった後になってしまうことも多いのではないでしょうか?

抗酸化物質の中には、体内に入ってから、ゆっくりと抗酸化力を発揮して活性酸素を消していくものがありますので、そういう抗酸化物質を常時切れ目なくとっていれば、この活性酸素対策の手遅れの問題は解決するでしょう。

活性酸素対策は抗酸化物質をとることと言われるときは、こういう、いつ大量発生するかわからない活性酸素に対し、常時切れ目なく、それを消す対策をとっている、というところまで目配りして対策しないと意味がありません。

しかし、残念ながら、世の中でこういう「大量発生するかわからない活性酸素に対し、常時切れ目なく、それを消す対策をとる」という配慮をして、抗酸化物質を販売している会社はほとんど見たことがありません。「抗酸化力が非常に強い」といっているだけです。その抗酸化力が一瞬で消えてしまい、あとは無防備になってもお構いなしです。

さらにいえば、このように、いつ発生するかわからない危険な物質に対する対策は、その物質を消すだけではなく、その物質の危険性を常に防御できるようしておくべきでしょう。

「役に立つが非常に危険なもの」という意味で、活性酸素は火に良く似ている

他の危険な物質の例でいえば、火で火事が起きる危険に対する対策は

  • 火事が発生したら消す(消火)だけではなく
  • 火事が発生しても燃え移らないようにしておく(防火)を忘れては不十分ということです。

消火活動は、間に合うかどうかわからないからです。活性酸素は、ミクロの世界ですが、いろんな意味で火にそっくりの危険な物質です。

  1. 近くの物質を酸化し、その機能を壊します。(火も近くの物質を燃やし酸化します)
  2. 酸化された物質が、さらに隣の物質を酸化し、その酸化が連鎖します。(火も連鎖的に燃え広がっていきます)
  3. さらにいえば、活性酸素がエネルギーを生み出すこと、細菌・ウィルスを殺すこともそっくりです。(火もエネルギーを生み、殺菌します)

そう考えると、活性酸素対策も

  • 活性酸素が発生したら消す抗酸化物質をとる(消火に当たる)だけでは不十分で
  • 活性酸素が発生しても、その酸化力に抵抗できる防御する力をもっておく(防火に当たる)をしないと不十分でしょう。
野村宏

でも、そんなことできるのでしょうか?
すでに身近にある例で説明します。

鉄はさびやすいものですね。これは鉄が酸化されやすいことを意味します。ところが、人類はステンレススチールを発明しました。ステンレスは、酸化力を持つものがせまってきてもそれに抵抗でき酸化されません。

私は、成分が検出限界よりはるかにすくないのに、約60年間新潟県の畜産で実績をあげているBI活性水という水が、水分子の結晶化の程度によって、この酸化力に抵抗できる力をもっているのではないか、と考え、次の実験を公的機関に依頼しました。

いつ活性酸素が大量発生しても、常にその酸化力から防御する力を備えているべき

野村宏

私が推奨しているBI活性水は、成分としてのある種の塩化鉄の濃度が、0.00000003%と検出限界よりはるかに少なく、抗酸化物質をなにも含んでいません。

これに強力な紫外線を照射し、水が活性酸素に変化した量をDMPOという試薬でとらえて計るスピントラップ法という実験を東京都の公的機関に依頼したところ、発生した活性酸素・OHにDMPOが酸化されてできるDMPO-OHの発生率が蒸留水の半分以下という結果がでました。

検体名DMPO-OH
蒸留水0.426
BI活性水 2×10―9モル 0.195

水を活性酸素にするパワーがある紫外線を照射し、かつそこに活性酸素を消す抗酸化物質が含まれていないのに、水が変形してできる活性酸素・OHと試薬DMPOの化合物DMPO-OHがここまで少ない、という結果をみると、このBI活性水は「水が紫外線で変形してできる活性酸素になりにくいか、活性酸素の酸化力の連鎖が起きにくい」と考えるしかありません。

この「水自体を活性酸素に変形しにくい状態にしたり、その活性酸素の酸化力が連鎖しにくい状態にしておける」と、②活性酸素が発生しても、その酸化力に抵抗できる防御する力をもっておく、という火における防火のような、常時安定した活性酸素対策ができます。

①活性酸素が発生したら消す、も大事ですが、
②活性酸素が発生しても、その酸化力に抵抗できる防御する力をもっておく、
も忘れていては不十分なのです。

野村宏

BI活性水に関して詳しく知りたい方は、以下の記事をお読みください。

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