日本人は知らない中華のヤバすぎる思想36計– category –

瞞天過海計 瞞天過海計は36計の最初の計です。 瞞天とは天子を欺瞞（だます）すること、過海とは海を渡ることです。最初の第１計として取り上げられるだけあって、相手をだますパワーが強烈な計です。天子（皇帝のこと）でさえだまされてしまうんですから...

第36計：走為上計（逃げるにしかず） 36計の中で、なぜか一番知られている「36計逃げるにしかず」（走為上計）ですが、「走」は中国語では「逃げる」という意味です。 ですから「走為上」は「逃げるを以て上策とする」という意味になり、これが「36計逃げ...

第5計：趁火打劫計（火につけこんでおしこみを働く計） ちょっと日本人の美学には反する策略です。 人の弱みに付け込んだり、もっとひどい手としては人に弱みを作るよう策略を使って、挙句の果て、おしこみ強盗のように侵略する策です。 でも、これが36計...

日本人は知らない中国のヤバすぎる思想の原点 なぜ36計を皆さんに知って欲しいか？ 「中国四千年の知恵」といいますが、そのメインは、この36計に集約されている、人のハメ方のノウハウ「謀略」です。 36計は中華系の政治家や経営者が熟知する謀略のノウハ...

第32計：空城計 今回は、諸葛孔明が用いて有名になった空城計をお話します。 攻めてきた敵に対し、城を守る側が守りを全部捨て、あけっぴろげにする計 三国志の中でも取り分け有名な空城計は、相手を疑心暗鬼にさせる危険きわまりない計です。 今年の大河...

第6計：東側で声をあげ西を撃つ計（声東撃西計） 今回は、声東撃西計の成功例と失敗例をお話します。 本当に攻める場所とは違う場所で声をあげ、そこに注意をむけさせて全然違う場所を攻める、という単純だけど非常に効果的な計です この計がよく使われる...

第13計 草むらを打って蛇を驚かせ居場所を確認する計(打草驚蛇計) 今回の36計は、13計の「草むらを打って蛇を驚かせ居場所を確認する計」です。 敵がどこにひそんでいるか分からない時「打草驚蛇計」が使われます この計は、敵が謀略の使い手で、なにを仕...

隔岸観火計 強い敵の将軍の功績の大きさに嫉妬する敵の大臣を動揺させ、内部分裂をはかる火をつける計を、負けそうな陣営がよく使います。 この計がどれだけ有効かは、まず有名な実例をご説明しましょう。 趙の臣、蘇代が強国の秦に対して実行した隔岸観火...

のきを借りて母屋を取る計 36計でよく使われる計といえば、第30計「のきを借りて母屋を取る計」で反客為主計（客が反って主と為る）といわれる計略です。 「のきを借りて母屋を取る計」（反客為主計）が、中華（華僑を含む）の世界では、戦略としてすぐれ...

36計の最重要戦術！第31計の美人計(ハニートラップ)に気をつけろ！ 欧米や中華系のビジネスマンと比べ、日本人ビジネスマンが特に弱いのが「謀略」「策略」です。ありていに言ってしまえば「人のハメ方」のノウハウが大幅に劣っています。これは日本人の良...