年金不安を煽って営業するヤカラに注意！という記事は正しい？
野村宏「年金だけじゃユトリある生活に十分じゃない！と煽る悪質な営業がはびこっている」と主張している記事があります。
実際に「年金だけでは、生活には十分じゃない」という方がほとんどでしょう。最近なんでも値上げという話しばかりです。インフレがおさまらず、お金の価値は下がる一方です。
そんな中で「ユトリある生活」に必要とされる金額は、現在月に36万円程度といわれています。でも、年金で月36万円もらっている人はほとんどいないでしょう。
夫婦そろって、それぞれ上場企業の部長だった、なんてご夫婦ならあるかもですが、そんなご家庭は0.1％もないのではないでしょうか。となれば99.9％以上の家庭はユトリある生活は年金ではできない！となります。
これをとらえて「年金だけでは不足だ、年金以外の収入を作らなければ貧しくなります」と煽りまくって営業し、なにか大きなお金を払わせて売りつけ、そして結果として収入にならず、退職金を使わせてしまうような営業は、確かにヤカラというにふさわしいでしょう。
年金収入の不足を補う実現可能な方策 – 個人代理店の可能性
野村宏しかし、せいぜい小遣い程度の資金しかいらず、それでいて年金不足を補うには十分以上の仕組を紹介することを、年金不足を煽って営業するヤカラというのは問題です。
年金世代になって、その不足を補う収入を得ようとなったら、退職金を元手になにか事業をするしかない、と考えがちです。そして、そこにつけこんで、退職金を投資させスッカラカンにさせても自分だけもうかればいいというヤカラは確かにいます。
しかし、世の中には、人の負担もよく考え、多くの人に、一人あたりの負担が非常に小さい小遣い程度で事業に参加してもらい、その営業努力の程度に応じて利益を分配することで、たくさん販売した人には多くの利益、すくない販売の人には小さな利益を分配する仕組みを作り、運営している会社があります。
年金不足を指摘する記事はたくさんありますが、その解決策は
- 生活を切り詰める
- 現役時代からしっかり貯金する
とかいったものが大半です。
しかし、すでにリタイア世代になってしまった人たちには何の解決にもならない指摘にくらべ、具体的な解決策を提案しているこんな会社の方が価値があるでしょう。
それも、リタイア世代でも、投資といえるレベルでない、小遣い程度のお金で、頑張り次第でそれなりに大きな（年金を５～１０倍にするような）収益が見込める事業を提案しているのですから、ヤカラ、という言い方はマズイです。
実態を良く知らずに、一部だけをみて、ただ否定するというのは良くない主張といわざるをえません。
年金不足を補うための安全な個人代理店の仕組み
野村宏個人をリスク無しで代理店にして、販売高に応じ利益を配分する仕組みをマルチというのは止めましょう。
個人で商品を販売する代理店になり、利益をえるのは、リタイア世代でもやりやすい事業です。
特に、商品を仕入れる義務がなく、在庫を持たなくて代理店になれる仕組みは、より代理店となるリタイア世代の負担を軽くするので、よりリスクがない仕組みです。
それなのに、これをマルチだネットワークビジネスだといって全否定するのは、年金不足を解決するリカバリーの手段を失わせることになります。
個人代理店の仕組を批評する人は、その代理店が負うリスクをよく理解して、批評してください。
リスクなしでリカバリーチャンスがある個人代理店で頑張ろうというリタイア世代を、実態をよく理解しないで否定するのは問題です。
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