需要が確実に大きくなる介護の仕事をしたい方におススメは?
介護の需要はこれから確実に大きくなるので、リタイア世代の方で介護の仕事に就きたい方も多いと思います。
特に日本では、高齢者は間違いなく急激に増えます。そのため、高齢者が受ける介護の需要も間違いなく大幅に増えていきます。
そこで、年金だけでは老後の生活が心配なリタイア世代の方にとっても「需要が間違いなく大きく伸びる介護の仕事なら、これからでも就職できるんじゃないか?」と期待できる職場といえるでしょう。
介護の仕事はリタイア世代には体がキツイ?
でも皆さんご存じでしょうが、介護の仕事は体がキツイ!
お年寄りを抱きかかえたり、運んだりが当たり前なので、若い人でも長く働いているとほとんどの人が腰をやられたと聞くぐらいですから、リタイア世代にはそうとう厳しいことを覚悟しないといけません。
介護の働き口はあっても、この体のキツさがリタイア世代には大きなネックになります。
身体が少し不自由な方を運ぶ福祉タクシーという働き方
それなら、介護そのものでなく、体が少し不自由な方のタクシー利用を助ける福祉タクシーという働き方があるんです。
要介護者を車で運ぶ仕事というと、介護士が数人ついて、高価な機器が装備された立派な介護輸送車で運ぶイメージを持っているかもしれません。
介護保険が適用される介護タクシーは、確かにかなり充実した設備が必要ですし、介護士の乗務や、利用する要介護者の要介護レベル、どうしても必要な行先か、など介護保険が適用される条件があれこれ厳しくて、なかなか大変な仕事です。
でも、普通のタクシーを使うのはチョットだけつらい人、例えば、お年寄りとか、少し足が不自由な人、などを対象にした、簡単な車いす固定器をつけたり、介護の初任者研修を受けた人が乗務することのどちらかがあれば認められる「福祉タクシー」というタクシー免許があるんです。
これなら、重い要介護者の介護は体がキツイという方でも十分にできます。
福祉タクシーもタクシーの一種なので2種免許は必要です。でも、2種免許は教習所で30万円程度で取れるので、仕事の為なら必要経費です。
この福祉タクシーなら、これからニーズが大きくなることが確実な介護の世界で働くのに、リタイア世代にも体力的に十分可能な仕事です。
車いすを持ち上げるリフトがついてる車なら、車いすを手で押してリフトに乗せ、スイッチを押すだけ。こんなリフトがついてる車でも中古なら50万円程度からありますので、自分で始めることだって可能です。
最初は介護タクシー会社に就職して始めましょう
将来は、自分の思ったように仕事ができる「福祉個人タクシー」もお勧めですが、やはり最初は、福祉タクシー会社に就職したほうがよいでしょう。
今なら、福祉タクシーの需要が急増しているのに、なり手が少ないので2種免許さえとれば就職は容易です。福祉タクシーは、別記事にもあげましたが、普通のタクシードライバーの主な仕事の流しでお客を探す、という結構ツライ仕事がなく、福祉タクシー協会やタクシー会社への注文があなたに回ってきます。
この流しが無い点も、リタイア世代がこれからやる仕事としてお勧めする理由です。そして、福祉タクシー会社での勤務で十分経験を積んだら、福祉個人タクシーで体が続く限りいつまでも働くことでできるようになるんです。
福祉タクシーは、中高年の方が年金不足という不安を解決するために、リスクが少ないお勧めできる方法の一つです。