東南アジアの露天商の未来をスマホが変える?

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東南アジアの露天商に見る生きる力

野村宏

アジアでは、日本では考えられないような、いろんな露天商を見かけました。

台湾やインドネシアの露天商

私が、台湾やインドネシアなどでビジネスをしていると、露天商をよく見かけました。私は、20年ほど前は台湾、最近ではインドネシアでビジネスを展開しています。

この2か国に限らず、東南アジアに行かれた方はご存じでしょうが、日本では考えられないようなところで露店の商売をしている人たちをいくらでも見かけます。

例えば、台湾では、車の中に芳香剤代わりにつるす香りの強い花を、車がめちゃめちゃに行きかう幹線道路で、信号で車が止まった瞬間に女性たちがドライバーに売りにきます。

ドライバーも手慣れたもので、ぴったりの金額のお札をさっと渡して花を受けとり、社内のミラーのところに掛けるんですね。かけた瞬間に車内に広がるいい香りを今でも覚えています。

インドネシアでは、もっと幅広く、あらゆるところで露店の商売が見られます。例えば、こんなところで商売がやられています。

  • 高速道路で、インドネシアでよく食べられるナシゴレン(インドネシア風焼き飯)が売られています。(ジャカルタの高速道路の渋滞はひどいもので「高速道路が駐車場じゃないか」と言われるぐらいですから、こんな商売ができるんです)
  • ジャカルタのメーンストリートで、車の間をすり抜けるように、ストリートミュージシャンがいろんな楽器を演奏しています。ストリートバイオリニストなんかもいます。そして車に近づき、ドライバーから小銭をもらいます。ミュージシャンだけでなく、パントマイムの芸人もいますね。
  • どこでも見られるのが、車の窓ふきです。渋滞などで止まった車に近づき、いきなり窓をふきだします。ただ物乞いするのではなく、なにか仕事をしてお金をいただくという意識はあるのです。
  • 都市部を離れ、田舎にいくと多いのが、パームオイルなどを照明用などに売る、掘っ建て小屋での商売です。ジャングルのちょっとした切れ目に、必ずといってよいほど、この商売があります。

露天商の人たちの生きるための強烈なパワー

野村宏

東南アジアの国々は、社会保障など未整備の国がほとんどです。生活保護なんかもほとんどありません。

そんな中で、こんな場所で商売するのと、びっくりするような場所で商いして生活している彼らからは、強烈なパワーを感じます。

こんなパワーに満ちた露天商がスマホを武器に商売できたらスゴイことなる

野村宏

例えば、インドネシアでは、スマホはすでに60%程度普及しています。


これは全人口あたりの普及率ですから、若い人だけならこれよりはるかに高い確率でスマホをもっているでしょう。このスマホの商品を売る力に、彼らはまだあんまり気が付いていません。

たまたま目の前を通った人に、何とか買ってもらうという商売で止まっています。これがスマホを使えば、目の前を通った人の何十万倍・何百万倍の数の人に売り込みができるんです。

スマホで売るときは、売れる確率は下がるでしょう。でも、売り込む相手の人数が何百万倍なら、売れる確率が千分の一になっても、数千倍の数が売れるんです。

これが分かって、しかも売るまでのやり方が分かったら、インドネシアの露天商の若者の数パーセントはやるでしょう。それでインドネシアの経済が変わるかもですね!

日本のリタイア世代がインターネットビジネスに目覚めたら年金問題が解決するかも?

野村宏

実は、日本国内においても、日本のリタイア世代が、インターネットを使ったビジネスに目覚め、売り上げを出し始めたら、年金問題が解決に向かうと思います。

経済全部が変わるとはいいませんが、リタイア世代のたくさんの人に年金以外のユトリができて、それを消費に回したら、日本経済はかなり変わるはずです。

年金が毎月の生活費に足りず、年金不足ゆえに貯金を取り崩していくのでは、減っていく貯金残高がストレスになって、消費はどうしても縮こまります。

これが、リタイア世代がインターネットビジネスを知って、リスク無しでいくつになっても稼げるようになったら、気持ちにユトリができて消費が変わり、そして経済が大きく変わるのではないでしょうか?
ネットワークビジネス=マルチ=悪、という決めつけがリタイア世代の消費を縮こませているのです。

野村宏

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